財団賞

第18回 受賞者と活動内容の紹介

【受賞者】
ぐんま森林インストラクター会
会長 塩田 政一 (利根郡片品村) ※受賞歴 第11回(19年度)

「尾瀬・アヤメ平での自然観察トレッキングです。」
【テーマ】
自然観察会を中心とした自然環境保全、森林機能の啓蒙活動
【設立・事業等】
平成16年3月設立 会員 41名。
一般市民に、自然環境、森林及び林業の重要性等を積極的にアピールし、その理解促進を図ると共に当会メンバーの有する知識・技術・情報を生かした自然環境保全のための実践活動を行う。
【主な活動】
  • 一般市民を対象に自然観察、自然体験活動の催し実施
  • 主に子供を対象とした森のめぐみの自然体験活動の実施
  • 会員による森づくり活動
  • 自然環境活動に係る外部団体との協働・連携活動
  • 自然環境活動の支援等
【受賞者】
赤城姫を愛する集まり
会長 篠原 豊 (前橋市) ※受賞歴 第4回(12年度)

毎年、ゴールデンウィーク中に観察会を開催しています。赤城姫に会いに来てください。
【テーマ】
赤城山のヒメギフチョウ(県指定天然記念物)の保全
【設立・事業等】
昭和62年設立 会員 63名
県指定天然記念物「ヒメギフチョウ」の学習(調査)を深め、広報を行い、この貴重な資源がいつまでも生存できるように保護すること
【主な活動】
  • 観察会・勉強会等の開催と一般の方への啓蒙活動の実施
  • ヒメギフチョウの成虫や卵、幼虫等の観察・保護のための巡回
    パトロール及び生息環境や生態の調査の実施(25年余実施)
  • 行政の活動への協力「生活環境保全林」の指定や「ヒメギフ
    チョウ保護連絡協議会」の事業運営に基礎データを提供し協力
  • 地域住民の活動への協力
  • 機関誌「赤城姫」の発行等
【受賞者】
野メダカを育てる会

会長 松井 和夫 (前橋市) ※受賞歴 第4回(12年度)

前橋メダカを、年に2回市民に配布します。
【テーマ】
守ろう!前橋のメダカ
【設立・事業等】
平成6年7月設立 会員 138名
野メダカを保護育成し、環境問題を考えることを目的として設立
【主な活動】
  • 野メダカの系統別飼育
  • 市民への野メダカ配布
  • 子ども公園内にあるビオトープの整備と管理
  • ミニ水族館「わくわくアクア」の整備と管理…地域別のメダカを飼育し、前橋の川にも関心を持ってもらえるように働きかけ
【受賞者】
特定非営利活動法人赤城自然塾

理事長 天田 C之助 (前橋市) ※新規先

第7回覚満淵ササ刈り作戦
11月 249名集合
【テーマ】
蘇らせよう赤城山覚満淵のニッコウキスゲ
【設立・事業等】
平成22年12月設立 会員 29名ほか100名
群馬県を代表する山である赤城山の恵みに感謝し、その自然環境を守り育みながら地域の持続的発展をめざすとともに、地域資源を活用した環境教育のプログラム策定とその実践及び指導者養成による「環境に配慮できる人づくり」を目的としている。
【主な活動】
  • 森づくり/生物多様性の場づくり<Field>…『蘇らせよう
    覚満淵の ニッコウキスゲ』の事業を主導
  • 交流/エコツーリズム<Approach>
  • 連携/協働<Collaboration>
  • 環境教育/指導者育成<Education>…「ガイドボランティア
    養成講座」(前橋市補助事業)の開催。第1回赤城山検定の実施
【受賞者】
特定非営利活動法人ぐんまリユース食器センター

理事長 高橋美律子 (伊勢崎市) ※新規先

「貸出し可能なリユース食器です。
現在の保有数は約2万個です。」
【テーマ】
リユース食器を通した環境配慮型イベントの推進
【設立・事業等】
平成26年10月設立
前身の「粕川フラワーロードの会」(平成14年設立)より、リユース食器貸出部門を独立させ法人化。
会員 40名
リユース食器利用の最大の効果は、イベント会場でのゴミの減量、さらに散乱防止、焼却時発生のCO2削減、環境教育など環境問題解決の有効な手段となります。そこで県内イベント等でのリユース食器の利用促進を実施しています。
【主な活動】
  • リユース食器の貸出とその広報啓発活動及び
    3R(Reduce、Reuse、Recycle)の推進活動
  • エコイベントの推進及び普及啓発活動
【受賞者】
御嶽山ホタルと川辺の会
会長 倉林 博 (伊勢崎市) ※新規先

沢山のホタルが飛び交う様にと春の水路清掃
【テーマ】
御嶽山ホタルまつり
【設立・事業等】
平成10年3月設立 会員 25名
昭和30〜40年代には近くの河川至る所でホタルが見られたが、その後、見られなくなってしまった。そこで、地域にある御嶽山自然の森公園内の水路を利用してホタルを復活させ、子供達に幻想的な光の舞を見せたいと活動を開始した。
【主な活動】
  • 水路の清掃作業
  • ホタルの幼虫のエサとなるタニシやカワニナの放流
  • ホタルの幼虫の飼育
  • 保育園児、小学生への環境学習の実施
  • 御嶽山ホタルまつりの開催
【受賞者】
桐生自然観察の森 友の会
会長 橋本光夫 (桐生市) ※新規先

移植地で開花したカッコソウ(4月)
【テーマ】
桐生自然観察の森を中心に、自然と触れ合い、学び、守り育て、生き物の命を大切にする人々を育てた24年間
【設立・事業等】
平成2年4月設立 会員 107名
桐生自然観察の森を中心に、自然と触れ合い、自然を学び、自然を 守り育て、生き物の命を大切にする人々を育てること。
【主な活動】
  • 自然観察会を(楽しく)開催し、地域の人達と自然に対する関心、喜びを共にする活動
  • 「モニタリングサイト1000」(正式名称:重要生態系監視地域モニタリング推進事業、2003年から始まったプロジェクト)里地調査への参加
  • 種の保存法にもとづく国内希少野生動植物指定種である「カッコソウ」の保全活動
  • バードカービング、野鳥の餌台づくりなどのイベントを開催し、自然に興味を持つ人の輪を広げる活動