財団賞

第9回 表彰活動紹介

「環境と観光」
中之条観光ガイドボランティアセンター(代表 湯浅昌雄・中之条町)
 観光ガイド約40名、理事50名で構成、JR中之条駅が拠点、町内文化財の掘り起こしや、駅待合室に観光案内コーナを常設し、駅前の環境整備や、来町者ヘアドバイスや、実際の観光案内を無料で行っている奉仕団体。ご来町者に町を散策していただく道案内役の観光ガイドの育成、名所、旧跡をご案内し、温かなおもてなしをする事と地域環境に目を向け清潔かつゴミのない町を目的にしている。
また整備委員会を設置、案内コースの整備、清掃、駅待合室の清掃および美化(生花の飾り付け)を実施。道路整備は町の委員会に委員を出し、歩道の整備等に日頃歩いての提起をして環境改善にカを入れている。
「循環型社会に取りくもう=実践活動を振りかえって= 」
沼田市くらしの会(代表 木下啓江・沼田市)
牛乳パック利用椅子
牛乳パック利用椅子
 昭和49年設立、役員8名、支部長8名、沼田市くらしの会は各会より1歩先に、色々なことに取りくんできました。有名な先生のお話を聞いたり先進地の視察、生活にやさしい環境づくりを率先実行しました。家庭での不用品のバザーの開催、EMボカシを作り生ゴミの減量、EMと、こぬかで入浴剤、廃油で石鹸を作り継続事業としています。ゴミの減量のためマイバック運動に取りくんで10年、沼田市のキャラクターを入れ独自のバックを作り大好評です。捨てればゴミ、分ければ資源、分別して収集に力を入れている。また公園や歩道のゴミ拾い等も実施。群馬県環境功績を受賞。特にマイバック運動の推進、牛乳パックの利用にも取り組んでいる。(32年間継続実施)
「環境保全のための地域活動」
NPO法人「清流の会」(代表者 今橋憲雄・昭和村)
草刈り
草刈り
設立平成16年、会員数43名、賛助会員3名。私たちの住む昭和村は、今から10万年前、赤城山の噴火により形成された広大の土地である。その後片品川の侵食が進み最近河床から現れた化石林が見つかり日本型気候の影響もあり、動植物とも生物相は豊かである。活動目的は良好な環境を確保すれば生物が住みやすくなり、ホタルも自然と増えてくるので、荒れた水辺の整備に、間伐に森林や竹林から出る間伐材は炭に焼く、それによって得られた木炭・竹炭・木酢液や竹酢液の活用方法を工夫している。この活動を通して環境保全の大切さを認知する努力をする。
活動内容は、1.保全・維持管理活動 2.普及・環境学習・調査活動等を実施。
「心豊かな地域の創出」・生活環鹿の見直し・安心安全な食品確保・資源の再利用と省エネルギー運動・環境美化
藤岡市生活学校連絡協議会(会長 井口邦子・藤岡市)
マイ・バッグ店頭キャンペーン
マイ・バッグ店頭キャンペーン
「捨てればゴミ、生かせば資源、ルールを守って、子供たちに残そう美しい地球環境」を合い言葉に昭和57年に発足。活動目的は、「生活を見直す」を重点にしています、このほか地域の安全、食育と健康、シニアの地域活動支援・地域の伝統行事参加、高齢者の見守りにも取り組んでいます。主な活動内容は、不燃ゴミの回収、食廃油から石鹸作り、市民プールの除草、藤岡市消費生活展でリサイクルPR手作り石鹸の配付、子供環境教室の実施、EMボカシを作り生ゴミを土に返す運動を地域に広めた。昭和58年〜平成8年まで回収した総量ビン6,100kgスチール缶12,000kgアルミ缶4,000kg。マイバックキャンペーン運動を開始した。
「気づきと分かち合い(環境教育への第一歩)」
はるなネイチャーゲームの会(代表 林忠男・高崎市)
 この会は、平成10年設立、公認のネイチャーゲーム指導員を主たるメンバーとし、会員数約30名で群馬県全域で活動している。年間20回以上のネイチャーゲームの指導を通じ、延べ1,000人ほどのこどもたちに「身近な自然への気づきの大切さ」「自然の大切さ」「自然の不思議さ・おもしろさ」を体験させている。自然の保全が大事なことは、子供でも知識として分かっています。目的は、子供たちが身近な自然に気づくこと、そして気づいたことを周りの人に伝えることこそが地道なことでありますが、自然環境保全の第一歩であり、基本であると確信して活動している。また五感で自分を感じ、自然と自分が一体であることに気づく。「自然への気付き」を目標にしている。