財団賞

第1回 表彰活動紹介

「郷土館林・邑楽郡の野生植物を、調査研究保全活動を通して45年」
松沢篤郎(館林市)
 郷土(館林)周辺、野生植物の種類と分布状況を研究、発表。
「渡良瀬川支流山塊の高等植物」を自費出版。
絶滅危急種の保護育成に力を注いだ。
「自然と人とオオムラサキ蝶」
群馬国蝶オオムラサキの会(代表者 阿部勝次・前橋市)
 平成元年秋「オオムラサキの会」を40人で結成。
「消えゆくオオムラサキ蝶を残そう」を合い言葉に保護活動スタート
大間々町に平成4年「オオムラサキの森」を設置
10年で200名の会員となり活発な活動を続けている。
「草の根の野鳥保護 吾妻支部32年の現状課題について」
日本野鳥の会吾妻支部(代表者 増田茂・中之条町)
 昭和40年11月設立 現在会員115名
野鳥展の開催、調査研究、啓発活動、探鳥会実施など多種活動。
年一回機関紙「きくいただき」発行
きくいただき=日本でで一番小さな鳥
「子持村の自然環境の生物学的解析」
信澤泰徳(長尾小)・小池啓一(群大)
 小学校の教師として研究成果発表。
子持山周辺の動植物の自然観察。特に昆虫と植物の多様性に注目し客観的に解析、生物の生息の適否を発表した。
「本白根山の駒草復元に情熱を注いで」
山口雄平(吾妻)
 元白根山に自生する駒草が、盗掘等で絶滅寸前であった。
昭和53年頃より種子をまき、苗を植えて増殖をはかった。
地元中学生を中心にボランティアと協力し現在の群生地になった。